2016.10.07更新

潰瘍性大腸炎ってどんな病気でしょうか・・・

 

大腸粘膜で何らかの原因により広く浅く炎症が生じ、びらん(ただれ)や潰瘍ができる病気です。症状は下痢や粘血便(血液・粘液・膿の混じった軟便)、発熱、体重の減少などがあらわれます。20〜30代の成人に多く発症しますが、50〜60代の人にもみられます。
病状は、症状がおさまったり、悪化したりを繰り返すことが多く、長期にわたってこの病気とつきあっていくこともあります。
最近、日本でも急速に患者数が増えている疾患の一つに挙げられます。

 

 

 

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.10.05更新

 

1.たばこは吸わない。
2.他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
3.お酒はほどほどにする。
4.バランスのとれた食生活を心がける。
5.塩辛い食品は控えめにする。
6.野菜類、豆類、果物、穀類、海草類、きのこ類、ビタミンC・Eは積極的に摂る。
7.適度に運動する。
8.適切な体重を維持する。
9.ウイルスや細菌の感染予防と治療を行う。
10.定期的にがん検診を受ける。
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診する。
12.正しいがん情報でがんを知る。

がん予防のためには、受動喫煙にも注意する必要があります。
また、食生活にも注意を払い、お酒や塩辛い食品は控えめにし、バランスの取れた食事を心がけましょう。野菜や果物を意識的に摂ることも大切です。また、適度な運動は大腸がんの予防に効果的だとされていますので、運動をするようにしましょう。

症状がないうちからの定期的な大腸カメラの検査で、ポリープのうちに切除できれば、大腸がんの予防にもなります。

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.09.29更新

大腸がんは早期に発見できれば、内視鏡手術や外科療法により完全に治すことができます。
進行し転移している場合は、外科治療、抗がん剤治療、放射線治療などを組み合わせて治療を行います。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.09.29更新

10月1日よりインフルエンザの予防接種を開始致しました。

予約制ではございませんので、診療時間内にいらしてください。予防接種をこれまで受けたことがない方やアレルギー体質をお持ちの方は、アナフィラキシーショックを起こす可能性も考えられるため診療終了20分前までに来院して頂きますようお願い致します。

年齢が半年から6歳未満の方は水様午前、または火曜・木曜午後、6歳以上の方は毎日接種可能です。年齢に関わらず1回2500円です。

13歳未満の方や、免疫力の弱い方、ご高齢の方はしっかり抗体をつける為に2回接種を勧めております。

妊娠中、妊娠の可能性のある方は事前にご相談下さい。

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.09.14更新

大腸癌検査の関医的検査として便潜血検査(便に血液が混じっているかの検査)があります。

しかし、この検査はポリープ検査の所でも述べたように、便潜血検査は早期癌でも50%程しか陽性にならない場合もあり、便潜血検査陽性になったときに大腸カメラを行ってもすでに進行癌になっている場合もあります。

大腸がんの検査で最も精度が高いのが、大腸内視鏡検査です。
小さな早期がんでも発見可能でき、便潜血検査や注腸造影検査では発見できないがんも発見できます。
疑わしい病変が見つかった場合は、病変の一部を採取し調べる生検を行います。これで病変が悪性のがんか良性かがわかります。

がんが見つかった場合は、その広がりを調べるために、CT検査、MRI検査、超音波検査などを行い、がんの進展度(ステージ)を決定します。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.09.09更新

大腸がんの初期はほとんど無症状です。進行癌になって症状が出てくることが多いです。

主な症状は、

 血便
 下血
 下痢と便秘の繰り返し
 便が細い
 残便感
 おなかが張る
 痛みを伴うしこり
 腹痛
 貧血、立ちくらみ
 原因不明の体重減少 など
(* 大腸のどこにどの程度のがんができるかによって症状が異なります)
大腸がんによる血便では肛門痛がなく、暗赤色の血液が便についたり、黒い血塊が出るなどの特徴があります。
また、大腸がんによる腸閉塞症状から嘔吐が起こり、がんが発見されることや、大腸がんの転移が肺や肝臓の腫瘤として先に発見されることもあります。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.09.08更新

発生要因として、喫煙、飲酒や肥満、食べ物においては、赤肉や加工肉、卵、乳製品などや炭水化物、砂糖などの摂り過ぎが指摘されています。遺伝的要因も関係していると考えられています。

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.09.07更新

大腸がんとはどのような病気でしょうか・・・。

 

大腸がんは、約2mの長さである大腸(直腸、盲腸、上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸)に発生するがんで、日本人ではS状結腸と直腸にできやすいと言われています。
粘膜の表面から発生し、その後大腸の壁に次第に深く侵入していき、進行するにつれてリンパ節や肝臓、肺など別の臓器に転移します
大腸がんは、食生活の欧米化により増加傾向にあります。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.31更新

腫瘍性ポリープである腺腫は前がん病変と考えられ、大腸内視鏡検査にて切除します。有茎性であればポリープ切除術、無茎性であれば内視鏡的粘膜切除術が行われます。これらによってポリープ全体を組織学的に検査することが可能になり、診断と治療の両方を行います。非腫瘍性ポリープは通常がん化することはないので、積極的に切除する必要はありません。しかし、有茎性で大きなポリープは出血や腸重積を起こす可能性があるので、ポリープ切除術を行います。
ほとんどの大腸ポリープは大腸内視鏡を用いて切除することができます。

切除する時には痛みはありません。

 

当院で行っているポリープ切除の方法はこちらです。 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.30更新

大腸がんを発見するための簡易的な検査としては、便に血液が混じっているかどうかを調べる便潜血検査があります。

しかし、便潜血検査は早期癌でも50%程しか陽性にならない場合もあり、便潜血検査陽性になったときに大腸カメラを行ってもすでに進行癌になっている場合もあります。

血便の症状がある方や便潜血検査陽性の方は精密検査として大腸内視鏡検査または注腸造影X線検査を行います。特に大腸内視鏡検査は、小さい病変であっても診断が可能でありがんの早期発見にはかかせない検査です。どちらの方法でも診断は可能ですが、ポリープやがんの発見時にポリープ切除術、粘膜切除術が可能な大腸内視鏡検査が優先される傾向にあります。

早期に発見できれば完全に治る可能性が高くなります。
大腸がんはポリープからがん化する場合が多く(adenoma-carcinoma sequence)、比較的ゆっくり進行すると言われています。定期的な検査を行うことは早期発見に繋がり、ポリープの段階で切除することでがんの予防にもなります。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

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