2016.08.19更新

生活習慣などの環境要因と遺伝要因があると考えられています。 環境要因は食事が最も重要であり、脂肪分の摂り過ぎや食物繊維の摂取不足が危険因子とされています。すなわち、高脂肪食によって腸内の発がん物質が増加する一方で、低残渣食(繊維成分を抑えた食事)は糞便の排出を遅らせます。結果、発がん物質が腸内に長時間たまり、大腸腺腫やがんが発生しやすくなると考えられています。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.18更新

小さなポリープはほとんど症状がありませんが、ポリープが大きくなると便秘や血便の症状が現れます。ポリープの大きさや存在部位によって、鮮血便が出る場合と、肉眼的には異常を認めず便潜血テストで陽性を示し、初めて血便に気づく場合があります。とくに、非腫瘍性のポリープは出血しやすいのが特徴です。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.09更新

大腸ポリープってなんでしょう・・・。

 

大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部が盛り上がったもの(いぼのようなもの)で、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに大きく分けられます。大腸ポリープのうち8割以上は腫瘍性ポリープと考えられています。そしてポリープが発生しやすいのが直腸とS状結腸です。
腫瘍性ポリープの良性の腫瘍で、腺腫(せんしゅ)と呼ばれます。しかし、大きくなるにつれて小さながんを伴っていることが多く、そのまま放置しておくと少しずつ大きくなり5年ぐらいでがん化するものもあるといわれています。
非腫瘍性ポリープは、いずれも良性で、がんに進展する可能性は少ないです。
非腫瘍性ポリープは経過観察でも心配ありませんが、出血の原因になる場合には切除が必要になります。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.06更新

過敏性腸症候群の治療とは・・・?

 

まずは生活習慣の改善が行われます。(食事療法、運動療法)
しかし、あまり効果が見られない場合にはお薬を飲んで治療を行います。便秘型には、便を柔らかくする緩下剤で下痢型には、腹痛時の痛み止めや整腸剤・下痢止めを使用します。
 不規則な生活、睡眠不足、疲労の蓄積、心理社会的ストレスなど、症状を悪化させるようなことに関しては改善していく必要があります。症状を悪化させる食品(大量のアルコール、香辛料など)の摂取は控えるようにします。食物繊維の摂取は、便秘、下痢どちらのタイプにも有効なので積極的にとるのがいいとされています。
この病気は経過が長く完全に治ることが少ないという性質を理解することが必要です。そして症状の完全な消失にこだわらず、日常生活で病気とうまく付き合っていくことが大切です。

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.05更新

どんな食事をとったらいいですか?

 

食事は1日3回、朝・昼・晩と、できるだけ決まった時間に食べるようにします。これによって、排便のリズムも整ってきます。
腹8分目が胃腸に負担をかけず、適量だといわれています。
早食い・まとめ食いは避けましょう。
 過敏性腸症候群(IBS)の人は、普通の人よりも刺激物に対し胃腸が敏感になっていますから、とうがらしなどの香辛料、アルコール、炭酸飲料、カフェインのとりすぎには注意しましょう!

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.04更新

直接的な原因は、未だに解明されていません。

不安や緊張などの精神的なストレスや自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスの乱れで起こる可能性もありますが、直接的な原因とは考えられていません。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.03更新

症状は・・・?


 下痢と便秘が交互に起きる
 腹痛の後、大量の粘液が出る人
 お腹にガスがたまる
 突然、腹部に激痛が起きる
 整腸剤を飲んでもなおらない
 下痢が続く
 検査では異常がない(便の潜血検査、血液検査、尿検査、腸の内視鏡検査)
 腸の位置が異常である(腹部レントゲンでわかる)

 

症状によって下痢型・便秘型・交替型の3つのタイプに分けられます。

1番多いタイプが下痢型です。

便秘型は男性より女性に多く、中高年に多いです。

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.02更新

過敏性腸症候群IBS(Irritable Bowel Syndrome)ってどんな病気でしょうか・・・・・

 

大腸内視鏡検査や血液検査において特に異常が認められないが、腹痛を伴った便秘や下痢が長く続く病気です。
この病気は、日本を含む先進国に多い病気です。
発症年齢は20〜40代に多く、やや女性に多くみられます。
便の状態により、便秘型、下痢型、交代型の3つに分類されます。男性では下痢型、女性では便秘型が目立ちます。
適切な治療を行えば改善に向かい、ある程度自分でコントロールできるようになる病気です。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.08.01更新

胃がんの治療は、手術(外科治療)、内視鏡治療、薬物療法(抗がん剤治療)の3つが中心になり、治療法は深達度や病期に基づいて決まります。

手術による切除は、進行度によって患部を直接的に切除する治療と腹腔鏡手術に分かれます。


放射線治療は、手術で切除ができない進行したがんや、再発・転移したがんに放射線をあて、がん細胞を縮小・破壊する治療です。
抗がん剤治療は、手術で取りやすいようにがんの大きさを小さくしたり、手術が終わった後に再発を予防するために行われる治療です。
免疫治療は、サイトカイン(免疫細胞を作る物質)やワクチンなどにより本人の免疫力を高め、がんを破壊させる比較的新しい治療です。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

2016.07.28更新

胃がんが疑われると、まず血液検査や胃X線検査、内視鏡検査などを行い、病変の有無や場所を調べます。内視鏡検査では胃の内部を観察し、がんが疑われる病変があると生検にて詳しく病理診断します。胃がんの進み具合や転移を調べる検査としては、超音波検査(エコー検査)、CT検査などがあります。

 

血液検査では、血液に含まれているペプシノゲンという物質の量を測ることによって、胃がんの前段階ともいえる慢性萎縮性胃炎を診断する事ができます。 この胃炎の人がすべて「がん」になる訳ではありませんが、この胃炎粘膜を背景としてかなり高い確率で胃がんが発生することがわかっています。他には、CEAやCA19-9と呼ばれる腫瘍マーカーなどを検査します。多くの腫瘍マーカーには、正常な状態や良性の腫瘍の場合にも数値が上昇すること、がんがあっても必ず数値が上昇するとは限らないです。また、貧血を調べるために血液検査することがあります。

内視鏡検査では胃の内部を直接見て、がんが疑われる病変の場所や、その病変の広がりと深さを調べる検査です。病変があればその組織のごく一部を採取する生検(組織検査)を行い、顕微鏡でその組織を詳しく病理診断します。

胃の調子が悪く、胃がんが心配な方はご相談下さい。

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会

前へ 前へ