2016.06.27更新

逆流性食道炎を改善するには、何に気を付けたら良いのでしょうか?


①胃液の逆流を起こしやすい食べ物を減らしましょう

脂肪分やタンパク質の多い食事は摂り過ぎないようにする。

チョコレートやケーキなどの甘いもの、唐辛子やコショウなどの香辛料、みかんやレモンなどの酸味の強い果物、消化の悪い食べ物などは摂る量を減らしましょう。

②一度に食べ過ぎないようにしましょう

一度にとる食事の量を減らし、腹八分目を心がけましょう。食後3時間くらいは、胃の内容物の逆流が起こりやすいと言われています。食後すぐに横になったり、寝る前に食事を摂ることは避けましょう。

③アルコール、コーヒー、緑茶を減らしましょう

アルコールは、胃酸の分泌を増やすと同時に、食道下部括約筋をゆるめることが分かっています。アルコールはできるだけ控えましょう。

コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインも、胃酸の分泌を増やします。

④肥満を解消しましょう

食生活の改善とともに適度な運動を行い、肥満を解消しましょう。

⑤姿勢に注意し、おなかを締めつけないようにしましょう

姿勢と逆流性食道炎は深く関係しています。日中は前かがみの姿勢を避けましょう。寝る時は、少し上半身を高くして寝ると、逆流が起こりにくくなります。ベルト、コルセット、ガードル、着物の帯など、おなかを締めつけるものは、身につけないようにしましょう。

⑥禁煙しましょう

タバコは逆流性食道炎を悪くします。禁煙に取り組みましょう。

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会