2016.07.06更新

胃・十二指腸潰瘍の再発予防のためには・・・

 

①喫煙をしない
喫煙は胃粘膜の防御因子の低下や血行障害を引き起こし、更にはがんなどの疾患を誘発する原因にもなります。

②過度の飲酒はしない
アルコールによる胃粘膜への刺激は相当なものです。牛乳やチーズなどの乳製品で胃をガードしてからの適度な飲酒を心がけて下さい。

③毎日規則的に食事を取る
食事を摂らないと胃腸の運動に変化が起こり、胃酸の刺激を受けやすくなったり、胃酸が出過ぎたりします。きちんとした食生活につとめましょう。

④刺激物を避ける
コーヒー、お茶などカフェインを多く含む飲み物には、胃粘膜を刺激する働きがあります。とくに空腹時には控えた方がいいようです。

⑤毎日7~8時間の睡眠を心がける
十分な睡眠時間の確保は胃炎の再発防止にかかせません。睡眠不足が続くと夜間に胃酸の分泌が促されるため、胃の粘膜に悪影響を与えます。睡眠不足自体がストレスの原因にもなります。

⑥運動を定期的に行う
運動することで血行が促進され、消化管の機能が活発になります。またストレスの発散にも有効です。

⑦ストレスの発散を心がける
休養や運動を含め、ゆとりあるライフスタイルを楽しむことも必要です。

 

 

投稿者: 医療法人社団 俊爽会