胃・十二指腸潰瘍に良い食べ物は?
胃酸の中和作用が高いもの、粘膜を保護するもの、潰瘍などの傷の回復を助けてくれる食品や食事を選ぶ必要があります。まず、胃酸の中和作用が高いものとして豆腐が挙げられます。
またジャガイモも消化不良を治す働きがあると言われています。
治癒を助けるタンパクを含む白身の魚もおすすめです。
中でも特に胃腸の潰瘍に良いのはキャベツです。キャベツに含まれるビタミンUが抗潰瘍性を持ち、体内のタンパク質の吸収を良くし、利尿、解毒作用を促します。
新しく形成、損傷された組織を元通りにする働きがあるといわれています。また、ビタミンKにも止血作用と血液中のカルシウムイオンを増やす働きがあると言われています。
十二指腸潰瘍になった時の食事には、胃の運動や胃の分泌を促進させないためにも、香辛料や酸味の強いもの、多量の肉類、高脂肪食を避けることが大切と言われています。
濃い味付けは粘膜を刺激するので、できるだけ薄味で満足できる食事をしたいものです。