2016.08.09更新

大腸ポリープってなんでしょう・・・。

 

大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部が盛り上がったもの(いぼのようなもの)で、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに大きく分けられます。大腸ポリープのうち8割以上は腫瘍性ポリープと考えられています。そしてポリープが発生しやすいのが直腸とS状結腸です。
腫瘍性ポリープの良性の腫瘍で、腺腫(せんしゅ)と呼ばれます。しかし、大きくなるにつれて小さながんを伴っていることが多く、そのまま放置しておくと少しずつ大きくなり5年ぐらいでがん化するものもあるといわれています。
非腫瘍性ポリープは、いずれも良性で、がんに進展する可能性は少ないです。
非腫瘍性ポリープは経過観察でも心配ありませんが、出血の原因になる場合には切除が必要になります。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会