2016.09.14更新

大腸癌検査の関医的検査として便潜血検査(便に血液が混じっているかの検査)があります。

しかし、この検査はポリープ検査の所でも述べたように、便潜血検査は早期癌でも50%程しか陽性にならない場合もあり、便潜血検査陽性になったときに大腸カメラを行ってもすでに進行癌になっている場合もあります。

大腸がんの検査で最も精度が高いのが、大腸内視鏡検査です。
小さな早期がんでも発見可能でき、便潜血検査や注腸造影検査では発見できないがんも発見できます。
疑わしい病変が見つかった場合は、病変の一部を採取し調べる生検を行います。これで病変が悪性のがんか良性かがわかります。

がんが見つかった場合は、その広がりを調べるために、CT検査、MRI検査、超音波検査などを行い、がんの進展度(ステージ)を決定します。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会