2016.11.30更新

大腸憩室炎って何でしょうか・・・

 

大腸憩室とは、腸管の内壁の一部が外側に向かって袋状にとびだしたえくぼのようなものです。内視鏡でみると、くぼみのようになっています。憩室の数はさまざまで、頻度は年齢とともに増加しますが、大腸検査を行うと10人に1人くらいの頻度で見つかります。憩室は身体に何か悪さをするかというと、本来何もしないので、基本的には放っておいて大丈夫ですが、憩室は外に飛び出ている分、便が流れにくく、そこで細菌が繁殖することがあります。そして炎症を起こした状態が、大腸憩室炎という病気です。

投稿者: 医療法人社団 俊爽会